【正直レビュー】AIグラス「Even G2」を1ヶ月使い倒した結論|10万円の価値はある?後悔しない選び方
【正直レビュー】AIグラス「Even G2」を1ヶ月使い倒した結論|10万円の価値はある?後悔しない選び方
「Even G2って実際どうなの?」
「10万円出す価値はある?」
「スマホ代わりになるって本当?」
そんな疑問を持っている方に向けて、AIスマートグラス「Even G2」を実際に購入し、1ヶ月しっかり使い込んだ本音レビューをまとめました。
スペック紹介ではなく、この記事では「日常で使ってみて本当に便利だったのか」という視点に絞って、良かった点も微妙だった点も包み隠さず書いていきます。
結論|Even G2は便利。でも“誰にでも10万円の価値がある”製品ではない
この記事の結論
- ✅ タスク管理・スケジュール確認・時刻表示はかなり便利
- ✅ バッテリー持ちは予想以上に優秀
- ✅ 翻訳機能は英語学習には役立つ
- ✅ AI議事録はそれなりに使える。精度はEven G1より高い
- ❌ ただし英語→日本語の翻訳が必要な場面は日本ではかなり少ない
- ❌ AI機能は発話必須なので、職場ではかなり使いづらい
- 💡 AI議事録だけが目的なら専用ガジェットで十分
- 💡 基本機能メインならEven G1のほうがコスパは高い
ひと言でまとめると、Even G2は「生活にハマる人にはかなり便利、でも使う環境が合わない人にはオーバースペック」という印象でした。
目次
- 購入前に設定していた3つの目的
- 良かった点① タスク・スケジュール・時刻表示は本当に便利
- 良かった点② バッテリーが想像以上に優秀
- 翻訳機能|英語学習には役立つが、英語圏外では宝の持ち腐れになりやすい
- カンペ機能|アドリブ派には合わなかった
- AI機能|AI議事録はそれなりに使える。ただし職場では使いにくさもある
- 周囲からどう見える?普通にAIグラスだと気づかれる
- 「スマホいらない」は正直言いすぎ
- 10万円の価値はある?コスパを本気で考える
- Even G1という現実的な選択肢
- 機能別評価まとめ
- 向いている人・向いていない人
- 総評
購入前に設定していた3つの目的
Even G2を導入する前、僕はこのグラスに次の3つを期待していました。
- 英語の勉強:翻訳機能を活用して英語を学びたい
- タスク管理:視界にToDoを表示して効率化したい
- スケジュール管理:予定確認をもっとスムーズにしたい
この3つの目的で3ヶ月使ってみた結果、「思った以上に便利だったこと」と「期待していたほどではなかったこと」が、かなりはっきり分かれました。
良かった点① タスク・スケジュール・時刻表示は本当に便利
まず、いちばん実用的だったのがタスク管理・スケジュール確認・時刻表示です。ここは期待以上でした。
会議中や作業中に「次の予定なんだっけ?」と思ったとき、スマホを取り出して、ロック解除して、アプリを開いて……という一連の流れがなくなるのは想像以上に快適です。
特に重宝したのが時刻表示です。僕は腕時計をしないので、視界の端にさりげなく時間が出ているだけでかなりストレスが減りました。
派手ではないけれど、毎日じわじわ効いてくる便利さがある。
この部分だけでも、Even G2を使い続けたい理由になります。スマホを見る回数が減るだけで、日常の集中力がかなり変わります。
良かった点② バッテリーが想像以上に優秀
これはかなり驚いたポイントです。約2時間の商談で議事録作成に使ったとき、音声認識をかなり使っていたにもかかわらず、終了後のバッテリー消費はわずか10%程度でした。
AIグラスはバッテリーが不安というイメージがあったのですが、この点は完全にいい意味で裏切られました。長時間の会議や外出でも、バッテリー面の不安はかなり少ないです。
ウェアラブルは「電池持ち」が弱いとすぐ使わなくなる。
その点でEven G2はかなり優秀です。
翻訳機能|英語学習には役立つが、英語圏外では宝の持ち腐れになりやすい
翻訳機能については、ここは少し誤解なく伝えたい部分です。結論から言うと、英語学習には役立ちます。
僕自身は、日本語を英語に翻訳させて、その英文を見ながら学ぶ使い方をしています。これはかなり便利で、「こういう日本語は英語でこう表現するのか」と、その場で確認できるのは学習面で価値があります。
つまり、翻訳機能は単なる会話補助ではなく、英語表現をその場で確認できる学習ツールとして見ると、ちゃんと役に立つ機能です。
ただし、ここからが重要です。純粋に「英語を日本語に変換する必要がある場面」は、日本で普通に暮らしている限りほとんどありません。
日本国内で生活していると、英語をリアルタイムで理解できないと困る場面は意外なほど少ないです。旅行者に話しかけられる、たまに英語の会話が発生する、という程度なら、便利ではあっても毎日使う機能にはなりにくいと感じました。
つまり、英語学習には役立つ一方で、「翻訳機能そのものを日常機能として使い倒せるか」というと、英語圏にいる人でないと厳しいです。
英語を学ぶためには使える。
でも、英語を日本語に訳し続ける必要がある生活でないと、機能の価値をフルには回収しにくい。
海外在住、外資系勤務、英語での商談が多い、日常的に英語環境にいる――そういう人にはかなり刺さる機能だと思います。逆に、日本国内中心の生活だと宝の持ち腐れになりやすいです。
カンペ機能|アドリブ派には合わなかった
プレゼン用のカンペ機能も、発想としてはかなり面白いです。視線を落とさずに原稿を読めるのは理想的に見えます。
ただ、自分はプレゼン時に原稿を読むより、その場の空気に合わせて話すアドリブ型です。そのため、カンペを見ながら話すと逆に不自然になってしまい、ほとんど活用できませんでした。
これは機能が悪いというより、プレゼンスタイルとの相性の問題です。台本ベースで話す人には便利だと思います。
AI機能|AI議事録はそれなりに使える。ただし職場では使いにくさもある
Even G2のAI機能は、全体として見ると万能ではありません。ただ、AI議事録機能は「それなりに使える」というのが正直な感想です。
実際に商談や会議で使ってみると、要点をざっくり残したい用途では十分役立ちます。完璧な議事録をそのまま作れるレベルではないものの、あとから内容を振り返るためのたたき台としてはかなり実用的でした。
また、自分の体感ではAI議事録の精度はEven G1より明らかに高いです。前モデルより実用ラインに近づいていて、「使ってもいいかな」と思えるレベルにはなっています。
AI議事録は、Even G2で進化を感じやすい機能のひとつ。
少なくともEven G1よりは、実戦投入しやすい精度になっています。
ただし、ここで冷静に考えたいのが「AI議事録だけが目的なら、Even G2である必要はそこまでない」という点です。
なぜなら、議事録作成だけであれば、専用レコーダーやAIボイスレコーダーなどの専用ガジェットで十分だからです。むしろ、議事録用途だけを重視するなら、価格面でも使い勝手の面でも専用品のほうが合理的なケースが多いと思います。
さらに、Even G2のAI機能には大きな制約もあります。文字入力ができず、使うには「しゃべる」必要があることです。
これが地味に大きな弱点で、自宅では問題なくても、職場ではかなり使いづらいです。オフィス、会議中、カフェ、電車内などでは、AIに向かって話しかけるのは現実的ではありません。
つまり、Even G2のAI機能は「AI議事録は使える」「G1より精度は上がっている」一方で、職場で静かにAIを使いたい人には向かないという、はっきりした長所と弱点があります。
正直、Even G2のAI機能は「全部すごい」ではありません。ですが、AI議事録だけは実用寄りです。ここは使ってみて見直したポイントでした。
結論としては、AI議事録を含めて“スマートグラスとして使う価値”に魅力を感じるならアリ。ただし、AI議事録だけが目的なら専用ガジェットで十分、というのが今の正直な評価です。
周囲からどう見える?普通にAIグラスだと気づかれる
Even G2は普通のメガネにかなり近い見た目ですが、それでも完全に自然というわけではありません。実際に使ってみると、「それスマートグラス?」と気づかれることは普通にあります。
目立たずに使いたい人には少し気になるかもしれません。一方で、ガジェット好きからすると話のネタにはなります。
「スマホいらない」は正直言いすぎ
「スマホはいらない」「スマホが嫉妬する」といったキャッチコピーは、正直かなり大げさだと思います。
確かに、スマホを見る回数は減ります。でも、テキスト入力、細かい操作、アプリ利用、写真撮影など、スマホが得意な領域はまったく置き換えられません。
Even G2はスマホの代替ではなく、スマホの一部機能を視界の中に持ってくるサブデバイスと考えるのが正確です。
10万円の価値はある?コスパを本気で考える
ここが最重要ポイントです。Even G2は約10万円クラスの製品ですが、その価格に納得できるかどうかは、翻訳・カンペ・AIまで含めてどれだけ活用できるかにかかっています。
僕の場合、実際によく使っているのはタスク管理・スケジュール管理・時刻表示が中心です。この使い方だけで見ると、正直10万円は高いと感じます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Even G2 | 多機能だが、使い切れないと割高感が強い |
| 価値を感じやすい人 | 翻訳・カンペ・AI議事録・タスク管理まで広く使う人 |
| 割高に感じやすい人 | 基本機能しか使わない人、AI議事録だけが目的の人 |
Even G1という現実的な選択肢
もし目的がタスク管理、スケジュール確認、時刻表示といった基本機能中心なら、前モデルのEven G1はかなり有力です。
中古市場では4万円前後で見つかることもあり、G2との価格差はかなり大きいです。基本機能しか使わないなら、G1のほうが満足度は高い人も多いと思います。
| 項目 | Even G2 | Even G1 |
|---|---|---|
| 価格感 | 高め | 中古ならかなり現実的 |
| 翻訳機能 | 学習用途も含めて魅力あり | 基本用途向き |
| AI議事録 | G1より高精度 | 精度は一歩劣る |
| おすすめの人 | 多機能を幅広く使いたい人 | 基本機能をコスパ重視で使いたい人 |
機能別評価まとめ
| 機能 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| タスク管理 | ★★★★☆ | かなり便利。日常で効く |
| スケジュール管理 | ★★★★☆ | ちら見で確認できるのが快適 |
| 時刻表示 | ★★★★☆ | 地味だが重宝する |
| バッテリー | ★★★★★ | かなり優秀 |
| 翻訳機能 | ★★★☆☆ | 英語学習には役立つが、日本では活躍機会が少ない |
| カンペ表示 | ★★☆☆☆ | プレゼンスタイル次第 |
| AI機能 | ★★★★☆ | AI議事録はそれなりに使える。Even G1より精度は高いが、議事録だけなら専用ガジェットで十分 |
| コスパ | ★★☆☆☆ | 使い切れないと高い |
向いている人・向いていない人
向いている人
- 英語学習に翻訳機能を活かしたい人
- 英語圏で生活している人、または日常的に英語を使う人
- タスク管理や予定確認をハンズフリーで行いたい人
- 長時間会議や議事録作成で使いたい人
- AI議事録をスマートグラスで手軽に残したい人
向いていない人
- 日本国内中心の生活で、英語を使う機会がほぼない人
- 職場でAI機能を静かに使いたい人
- アドリブ型のプレゼンスタイルの人
- 基本機能だけ使えれば十分な人
- AI議事録だけを目的にしている人(専用ガジェットのほうが合理的)
購入前にチェックしたいポイント
Even G2は「最新ガジェットとして面白い」だけでなく、ハマる人にはかなり便利です。ただし、翻訳・カンペ・AI議事録のどれを日常的に使うかによって、満足度は大きく変わります。
特に、翻訳機能は英語学習には役立つ一方、日常の翻訳機能としては英語圏外だと出番が限られます。また、AI機能は発話が前提なので、職場で静かに使いたい人とは相性がよくありません。
総評
Even G2は、確実に面白くて、部分的にはかなり便利なガジェットです。特に、タスク管理・スケジュール確認・時刻表示・バッテリー持ちには満足しています。
一方で、翻訳・カンペ・AIといった目玉機能は、使う人の環境や働き方にかなり左右されます。特にAI機能は、職場で静かに使えないという時点で、僕にとってはかなり評価を下げるポイントでした。
ただ、AI議事録は例外で、これはそれなりに使えます。しかも、精度はEven G1より高く、進化を感じやすい機能でした。とはいえ、議事録機能だけを目的にするなら、専用ガジェットで十分だとも感じます。
また、翻訳機能は英語学習という観点ではしっかり価値があります。ただ、日常的な翻訳機能として見た場合、日本国内では使いどころが限られるため、英語圏にいない人には宝の持ち腐れになりやすいとも感じます。
購入を検討している方は、「自分はこの機能を本当に毎日使うか?」を一度冷静に考えてみてください。そこが見えれば、G2が合うか、G1のほうが賢いかもかなり判断しやすくなるはずです。